甑海峡横断レース

5年大槻です。9/15に鹿児島であった甑(こしき)海峡横断レースレポートです。
香川から鈴井、森田と神医の合同チームSTU9(せとうち9)で出場してきました!
スタートは鹿児島の唐浜海水浴場、1艇を10人以内で乗り継ぎ、27km先の甑島を目指すというファンキーなレースでした。
総勢21チーム、stu9はテクノフルコンでありながら、7位として制限時間内にゴールしました!
ウインド1艇につき、サポート船が1艇帆走し、チームのメンバーが指示を飛ばしながら交代していきます。壮大すぎるレース海面、船では数百m先の艇を見て風を読み解き作戦を練り、帆走者が漕ぎまくります。気分はウインドシュミレーターです。
stu9はスタートの鈴井先輩が新歓で鍛えたビーチスタートを決め、無風の中鬼漕ぎしてトップ艇団に躍り出ましたが、国体艇やロングボードの前になすすべなく順位を落とし…、その後、潮と風を読んだかなり良いコース取りでいつのまにか数百m彼方に見える下艇団を抜き、ブローを掴んだ良い位置につけました。
最後は風が入ってきて、ストラップハーネスで私の1時間半単独ランでした。引退した先輩方に無風を漕がせた後で美味しいところをいただくという申し訳なさを多少感じつつも、最高の時間をありがとうございました…!
最後は浜を全力疾走してベルを鳴らしてゴールしてきました!
夜の甑島の飲み会での、海の幸とビールが本当においしかったです。
かつての九山で表彰台に立っていた憧れの先輩・OBが集結しており、そんな先輩たちと飲む二次会の焼酎も最高でした…。
甑島の緩やかな時間の中、暖かい島民の方々の心に触れ、戦友と杯を交わす、なんだか心が豊かになるような遠征でした。
よく考えると、片道丸1日車とフェリーを乗り継ぎ、ウインドを半日走らせ、三連休を使って甑島まで飲みに行って帰ってくるという遠征だったのもおもしろポイントです。笑
このレースの始まりは、甑島のウインドサーファーが船代を浮かす為に、本土へウインドで渡り飲みに行っていたことだそうで、しっかり踏襲してきました。
来年もメンバーと道具を揃えて、甑島に舞い戻ります!

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