インカレ
大槻です!試験が一段落ついたので、すごく遅くなりましたがインカレレポート書きます…!
11/6〜10 沖縄オクマプライベートビーチ
1日目リーパン〜マスパン4レース
2日目リーパン2レース
3日目リーパン〜プレーニング3レース
計9レース完了しました。
特に最終レースは一気に北から入り、インカレ最終レースに相応しいプレーニングレースでした!しかも奇跡的にスタートが決まって2上までは前の方で走れました。更に6レース目は8位をとりました!!!遂にシングルです!!
去年は知り合い0人で泣きそうになりながら頑張ったインカレでしたが、今年は来たくてしょうがなかった夢の舞台でした。もうずっと楽しかったです。CBT試験2日前まで沖縄にいることになりましたが、出場を決めて本当に良かったです。昨年私がインカレ出場を決めた時は、吹きで乗れない、頼れる人もいない、香川から一人でやってきた、という頼りなさでしたが、あの時助けてもらった人達に成長した姿を見せることができたかな。と思います。
奥田さんとひじ君のおかげで憧れの舞台で芸出しもできたし、飲み会でもたくさん友達ができました!その友情は、アルコールとともに朝までに消えてしまったような気もしますが…すごく楽しかったです!
あと、次の日の朝から知らない人に「おちんちんの人だ」と言われるようになりました。
去年はいっぱいいっぱいで気づかなかったオクマの海面の難しさにも気づきました。来る前は1レースシングル取れるなら後のレースはどうでもいい!と思ってたのですが、いざシングルをとるともっと上に行きたくなりました。6レース目、同学のあいざわちゃんが右に伸ばしまくってブローを掴んでダンピンをとっているのを見て、ひたすら羨ましかったです。そのレースが、私がシングルをとったレースでしたが、今こっちにふれたら来るんじゃないか、このままいけばトップ回航できるんじゃないか、ってドキドキしながらするウインドはやっぱり楽しいです。下から追いかけるより、みんなが自分を追いかけるようなトップ艇団こそが最高のウインドの舞台なんだと思います。その舞台で戦うためにももっと頑張ります。
インカレ終了後、他大学の子がSNSで書いていたことですが、
“お金もかかる、時間もかかる、こんな大変な部活を続けてきたことに意味を持たせるため、団体まであと少し現役として頑張る”と言っていました。引退していく時期は人それぞれ、インカレを機に引退する人も多くいます。インカレはみんなの夢の舞台だけど、最後に目指してきた順位を取って笑って終わるのは一握り、あとちょっとで届いたはずなのに、走れなくても悔しくても引退していく同期がたくさんいます。
最近わたしも、こんなにしんどいスポーツを続けてきた意味ってなんだろうと考えるようになりました。
私は以前、結果が全て……表彰台に立つか立たないか、優勝か優勝じゃないか、それが全てだと思っていました。じゃあ最後の大会、不得意な風域で読み外したら、リグトラしたら、数年前の九山のように災害により大会がなくなってしまったら、私が頑張ってきた6年間はどこにいってしまうんでしょうか。以前の投稿で「夏の遠征一回にかかるお金分の価値を作る。」と書きました。その点で言うと、私はウインドに捧げた大学生活の分だけの価値をどこかに作らなければなりません。
最近読んだ記事にあったのですが、感性は歳をとる分だけ鈍っていくそうです。だからこそ多感な10代20代の時間というのはとても大切らしいです。その貴重な時間をつぎ込んで私もみんなも何を目指して走ってるのか、もう少し頑張って探してみようと思います。引退していく同期のプレーヤーは最後に何に辿り着いたのかな…。とインカレを終え、色々と考えるきっかけになりました。
心に残ったのが、鹿屋体育大学のゆり君(一昨年と昨年のNT)の話です!今年もインカレ中一緒に行動させてもらって色々と教えてもらいました!
鹿屋は香川とほぼ同規模の少人数の部活なのですが、ゆり君に”少人数の部員、自分がダントツで速い練習でどうやって実力をつけるのか”ずっと疑問だったので聞いてみると、全ては意識だよって言っていました。例えばラウンディング中1人を10人として考える、そうすると1人だと何も思わずミート時に後ろを切ってたような場面でも、もしそれが10人だったら……下受けしてブランケを避け、次の勝機を待つ戦い方になるのではないか。もしいつも勝ってる相手に負けた時、一人なら順位が1つ落ちただけになるけど、それが10人の艇団だと考えれば……そういう風にして意識を変えることが大切だと後輩に教えているらしいです。この夏他大学の練習に参加する中で、香川に必要なこととして私が辿り着いた結論も同じところだったので少し嬉しかったです。それから、もし今京大が10人で練習をしたとしても、きっとそれは50人の正規練と同じ質の練習を行えると思う。とも言ってました。この言葉は胸に響きました。私たちが自分たちの海でできることはまだまだあるんだと思います。
最後のオクマは忘れられない場所になりました。頑張る理由もたくさんできました。この思い出を糧に、あと一年半頑張ります!
インカレ中に仲良くしてくれたみなさん本当にありがとうございました!
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