国体
大槻です!CBT試験とインカレとオスキー等々・・・怒涛の日々が終わり無事進級もできそうなので遅くなりましたが国体レポート投稿します!
9/29〜10/3
1R4m/s
2R4m/s
3R2m/s
4R 1.5m/s
全4R 全て高いうねりがありました。
今年の国体の目標は、昨年愛媛国体の25人中17位という結果とベスト11位を超えることでした。今年の結果は26艇中19位とあと少し届かなかったもののベストは10位(後で書きますが実はDNF…)と昨年を上回ることができました!
日本海の荒波に台風接近による天候の乱れも重なり、瀬戸内海に慣れた私には難しい環境でのレースでした。今回の反省は、完全に国体艇での練習不足でした。直前にあったインカレ予選のためにテクノの練習に集中してしまい、試験も重なって国体の練習はおろそかにしてしまい・・・、普段と違う道具、無風に高いうねりでのパンピングになかなか対応できませんでした。大学生の正念場、体力勝負の漕ぎレースではなんとか健闘しましたが、オリンピック選手はじめとするトップ艇団が速すぎて、4レース中3レースDNFという結果となってしまいました。目の前でゲートが閉まったりして、あと数分数秒を悔やむレースばかりでした。やっと対応しはじめた頃には無風になり、APで国体も終わってしまいました。
でも、初めての日本海でのレースは貴重な経験になりました。台風通過後だからあれだけ波が高かったのかと思いきや、富山大学は国体期間中と同じくらいの波の中でいつも練習しているそうです。恐るべし日本海ですね・・・。
今回の国体での普段と違う海、道具、ライバルの中でのレースで、私の中のウインドの幅がかなり広がりました。数年間の全てを賭けて登りつめるような大学生のレースに対して、結果や順位に捕らわれすぎることなく、生涯を通した長いスパンでこの競技を愛し楽しんでいく社会人・プロセーラーの生き様に触れて、なんだか張り詰めていた糸がすっと緩み、純粋に競技を楽しめるようになりました。昨年少し辛い時期に国体に出場し、ウインドをもう少し頑張ろうと思えたのもこの国体独自のあたたかい空気に触れたからでした。
今回の国体出場にあたり、香川大医学部同窓会”讃樹會”より支援をいただきました。「将来的な競争的資金獲得の練習となる場の提供」が目的だそうで、応募したところ選出してもらえました。大学や県からの支援は意外とたくさんあるようです。ウインドのOB・OGさんにも属されている方がいらっしゃると思います。ありがとうございました!
国体女子は出場者が少なく、なくなるかもしれないという話も聞いたことがあるのですが、学連のレディースはたくさんいるので、こういう支援の場を活用したり、人脈を伝ってなんとか道具を調達すれば予選なしで出場できる県もたくさんあります。国体でもっと大学生が活躍していけば女子ウインドサーフィンももっと盛り上がるのかな、と思い、来年も国体に行けるよう頑張ります!来年は茨城の湖、微風です!
実は来年、遂に香川で国体女子の予選が行われる予定です!香川の高校のヨット部卒で甲南大ウインドサーフィン部で頑張ってるレディースの1年生の選手がいます。出場者は私とその子2人のガチンコバトルです!
新人戦でばんばん入賞してる速い選手なのですが、4年間香川で漕ぎ続けた意地にかけて頑張ります!
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